脱稿

原稿が……終わった…終わったというか終わらせた……。

作画は計画通りに行っていたのに、データチェックに想定の3倍の時間が掛かるということを私は毎回学ばない。なぜ24時間も掛かったのか…1年ぶりくらいに徹夜した。

締め切りは正午で、さらにその日は北京五輪団体戦女子SPがあるので見たい選手の滑走時間の11:30までに入稿するつもりで、余裕…と構えていたら普通にデータチェック中に修正点が4万個くらい出てきて結局入稿できたのは11:57だった。

私は…学ばない………。

 

脱稿してもイベントまで色々と準備があるのでうかうかしていられないけど、男子SPも始まってしまったし、何より無事に刷り上がった本をこの目で見るまでは安心できなくてずっとナーバス。以前入稿で大失敗して全部刷り直したという地獄の思い出があるので、入稿前後は心がめちゃくちゃになってしまう…

いくつか前の入稿の時なんて、初めて使う印刷所だったので不安で仕方なくて、もしも大失敗していてももう一度刷り直して間に合わせられるように、イベント前の納期を2倍に見積もって入稿したりした。

印刷所さんからは「印刷難しい箇所が多いですね…」と連絡を頂いたが、無事に、無事に刷り上がりますように。

 

今日は男子SPを見たら、見ていただけなのにげっそりして気絶したように昼寝をした。

アカデミー賞ノミネート作品(さっき発表)について調べたり、フレンチ・ディスパッチを観たり、読みかけの本を読んだり、兄から借りた八甲田山観たり…描きたい絵もたくさんあるし、なんだか忙しいな。なんだかんだ、幸せかもしれない。

まじないと墓参り

髪にオイルを付けるとか、導入化粧水や乳液や美容液を肌に塗り込むとか、風呂上がりにボディクリームを塗るとか、寝る前にリップクリームを塗るとか(塗ってばかりだ)、1日に三度目薬を差すとか、加湿器を焚いておくとか、洗った洗濯物を毎日ちゃんと所定の場所に片付けるとか、そういう 今まで何だかやっていなかったことを一つ一つできるようになっている。

美意識がどうと言うより(きれいになりたいという気持ちはある)、なんだろう、これらをこなすことでお守りにできるようなそんな気持ちで 気持ちを落ち着かせるためのまじないみたいなそんな想いで色々塗り込んでいる。

絶対に無理だと思っていたけど案外できるし、かかとは冬場でも割れなくなった。ボディクリームを塗ると身体をちゃんと洗わないと落ちないから、今までの適当さからは考えられないくらい丁寧に洗うようになった。あとこの間念願のラグマットを敷いたら床に物を<比較的>放置しなくなった。床をきれいにしておきたくなった。今とても時間があるからできているのだとは思う。

観葉植物を置いたことでなにかを管理することへの意識が少し芽生えたのもあるかもしれない。1日にの決まった時間に各々決まった薬を飲まなければならないのでそのリズム作りもあるかもしれない。

観葉植物はひとつ枯らしたし、体調と心の具合の波は今でもゆらゆらしていて就寝前に泣きそうになるけど、「きっと全部大したことじゃない」と言い聞かせて毎日眠る。今日は風邪気味だったけどペン入れ2ページできたのでよかった。

明日の朝ごはんも楽しみだなあ

 

昨日の夢は変な夢で(まあ大概夢は変だけど)。

柳田國男の墓参りに行こうと思い住所を訪ねると室内集団墓地で(北海道によくあるやつのとてもでかくて豪華なやつ)、墓はいろいろあるけど柳田國男の墓がない。1階と2階があり、インフォメーションセンターもあり、なんでか1階はスーパーマーケットと繋がっていてその延長線上なのか地域特産品の催事場まで墓地の片隅にあった。床は一面赤い絨毯敷きで、壁はペールオレンジ調の細やかな模様が入っていて、まるでホテルの宴会場のよう。窓はないけど天井の照明がかんかんと室内を照らす。

どこまでさがしても(入り口にあったパンフレットを見ても)柳田國男の墓がないので、諦めてインフォメーションに場所を聞きに行った。でも受付の男性はしばらく調べた後首を傾げて「そのお墓は今ちょうど見られないってHPに書いてありませんでした?」と言われ、(墓に時期とかあるんだ…)とびっくりした。昔台湾の故宮博物館に行った時、角煮の展示を見るのを楽しみにしていたら角煮はその期間ちょうど他の美術館に貸し出していて見られなかった、その事を思い出した。あとそういう情報HPで更新するんだ…

そのあたりで、自分が男性に尋ねる時に墓の主の名前を柳田國男ではなく泉鏡花と言い間違えていたことに気付いた。しかし男性が結構熱心に調べてくれたことを思うと今更言い出せず、お礼だけ言ってそそくさとその場を後にした。結局柳田國男の墓はどこにあったのか分からなかった。そもそも私はなんで彼の墓参りに行ったんだろう。

 

入り口にあるでかい水槽にニンテンドースイッチを水没させたあたりで目が覚めた。

夢ばかり見ていたので寝覚めはかなり悪かった。

グラノーラ

年末から機嫌を損ねていた腸の調子が、おかゆ生活を経てようやく少しずつよくなって来たので食べ物を徐々に元に戻している。

私は朝ごはん用のグラノーラを作るのが大好きで、以前よく作っていた。

【作り方】

オートミール押麦、砕いたミックスナッツ、南瓜の種 を適当に(本当に適当に)(強いていうならオートミール押麦がメインなので多めに)をボウルに入れて、オリーブオイルを適量入れて練り、その上で蜂蜜を適量入れて練る。オーブンを160°に余熱しておいて、様子を見てかき混ぜたりしながら20分くらい焼く。

蜂蜜の量で甘さを調節したり、後からドライフルーツを入れても美味しい。

書いてから気づいたけど、この世にはグラノーラに牛乳を入れる人の方がもしや圧倒的に多い?私は一切入れないので、牛乳入れたときに美味しいのか分からないです。多分美味しくない気がする。

 

前の記事にも書いたっけか…私の持病には不溶性食物繊維があまり良くないのだけど、多分私の作るグラノーラは不溶性食物繊維祭りなので病気になってからは怖くて食べていなかった。ちょっと調子が良くなって来て年末解禁したところ、これが原因かわからないけど体調がどん底に落ちたので(一緒に風邪もひいたのでそっちの所為か、他の食べ物がよくなかったのかも)またしばらく封じていた。

なんとなく体調が良くなって来たので昨日から解禁したけど、今の所平気な気がする…

油もNGなので、オリーブオイルは少量にして作っている。最悪無くても工程には支障ないかもしれない。

初めて作って食べてみた時「固!!!!!!!」と思ったけど今はこの固さが好きだし顎の運動にもなるし…最初は甘めに作っていたのも今は結構蜂蜜の量を減らして、こんがり風味そのものを味わう方が好き。

私は全然グルメじゃないむしろ馬鹿舌なのでなかなか人に勧めるのは憚られるけど、ここはブログなので書いちゃお…

なんやかんや5〜6年作り続けてるものなので、病気に大きな障りがないのであればこれからも食べ続けて行きたい。

 

冬場の昼に永遠に作り置きしてるミネストローネみたいなやつ(玉ねぎ、キャベツ、しめじ、ブロッコリー、人参、ミックスビーンズ、ウインナーの闇鍋)も、しめじと豆が腸によくないので封じて、ウインナーは油分が強い気がしたのでささみに変えた。もう少し様子見て、戻したい…スープは具沢山な方がおもちゃ箱みたいで楽しい。掘っていく先に何が入っているかわからない方が楽しい、絶対。

昨日の記事を書いてからたくさんの方々にブクマ、購読リスト追加などいただいて、それは嬉しいんですが…起業系?お金の稼ぎ方?の人が圧倒的に多く、怯えている…

ただの日記であるのでそこまで有益な話はしないであろうことと、投資や起業に全くもって興味がないのでお役に立てないと思います。オタクの日記です。本の話も別にいつもしてる訳ではない。

GOATやJUGEMを使っていた時はこういうのはなかった気がする…

これが…はてブの洗礼……?

好きな本

前に書いた積ん読の記事を読んでくださった方から、コメントを頂きました。

「私の好きな本」を紹介して欲しい…という…大変身に余るご質問で…私なんかで良ければ紹介させてください。

 

・『幽霊たち』ポール・オースター著、柴田元幸訳、新潮文庫

好きな本と考えて最初に浮かんだのがこれでした。

大学のゼミの課題図書で読んだのですが、まずタイトルからものすごく惹かれた。私は「幽霊」をモチーフとしたテーマに弱いんです。ここで言う「幽霊」は「お化け」の意味でなく…そこにいないのにいるものというか…存在の不確かなものの象徴というか…

始まり方はミステリー小説のようで、ホワイトという人物がブルーという人物にブラックという人物を見張るよう依頼し、物語がスタートします。ブルーがブラックを見張った記録を書き留めていくうちに、話は思いもよらぬ方向へ…。

個人的には一行目から好き!あと登場人物の名前は全て色の名前で、そこになんの意味があるのか…という点も気になり、読み進める手が止まらなかった本です。

メタ構造、アイデンティティ(自己とは?)なんかにピンと来る人にはまずおすすめしたいのですが、普通にミステリー小説としても面白いです。あと薄いので読みやすい。

ポール・オースター、日本だと村上春樹みたいな立ち位置なのかと思ってるんですけど…違うのかな…すごく都会的だよなと思って読んでる…どちらも数冊しか読んだことありませんが…

 

・『キッチン』吉本ばなな、角川文庫

これは〜…もう、好きで好きで中学生のころ何度も読んだけどすっごく久しぶりに手に取りました。

当時、男女が二人でてきて分かりやすく恋に落ちない(恋に似た感情はあったのかもしれないけど)作品を読んだことがほとんどなくて、まずそこが凄く好きになりました。主人公のみかげが人々を見る目線が大好きだった。ちぐはぐで楽しい3人の同居生活や突拍子もない楽しい出来事とそれを受け入れる人たちの眼差しが本当に大好きで、そのあたたかさに触れたくて何度も読んだ。

キッチンで眠るシーンも脳内で一枚の絵になって、しまってあります。料理教室のお嬢さんたちや、あとタクシーのおっちゃんもいい…。みんな好き。昔の恋人も、この作品における稀有というか…いい意味でもよくないい意味でも珍しく人間らしい感情の人で、(あんまり描かれないけど)嫌いじゃない。彼女の台詞も覚えてる。

同時収録の『ムーンライト・シャドウ』もものすごくいいです。あまりにもよかった思い出だけあって、もう十年近く読んでないから、細かい所は記憶があやふや…ファンタジーだったよね。1冊の中に『キッチン』『満月』と来て『ムーンライト・シャドウ』までこんな素晴らしい話だなんて、こんなことがあっていいのか!?と多幸感ではちきれそう(お話自体はどれもどこか切なくて静かなので、作品自体の多幸感ではなく、作品たちの素晴らしさのオンパレードに対して)になった思い出です。

去年映画になりましたね。観てないのですが、観てみようかな…その前に読み返そう。

 

・『旅行者の朝食米原万里、文春文庫

いつも私に美しいものや興味深い作品を教えてくれる友人が勧めてくれた本です。前の記事で積ん読として載せた食卓歓談集を勧めてくれたのも、パパイオアヌーの舞台を教えてくれたのも、この人だった…。

ロシア語通訳をされていた米原万里さんのエッセイ集です。「旅行者の朝食」なので旅の朝ごはんがメインテーマと思いきや、全然違う。じゃあ「旅行者の朝食」って何?というのは読んでからのお楽しみです。ただ食べ物にまつわる本ではあります。淡々とした中にユーモアが織り交ぜられた文章、とても読みやすい。この本が面白かったので、米原さんの別の著書『ロシアはいつも荒れ模様』も読みました。

ロシア語通訳の方なのでもちろんロシアの話が多いのですが、そのうち、酒の話の多いこと多いこと…。後者の本では半分近くがロシアの飲酒にまつわるエピソードで、その多さにも笑ってしまった。ロシアに関するエッセイは読んだことがなかったので新鮮で、度肝の抜く話の多さにまた笑いました。私たちの当たり前は当たり前じゃない。

 

・『夜間飛行』長野まゆみ河出文庫

好きな本を上げるにあたって、気を抜くとどうしても長野まゆみの本だらけになってしまうので苦渋の思いで一冊を選びました。これも…タイトルでもうノックアウト。(しかし…サン=テグジュペリの方は…み、未読……)

この本、好きすぎておそらく誰かに貸したか引越しの時に失くしたかで行方不明になってしまい、今手元で色々確認できないので記憶とインターネット上のレビューを見ながら思い出しつつで書いています。とりあえず旅の話で、二人の少年ミシエルとプラチナが突然現れた檸檬色の潜水艇に乗って夜の旅をする話です。私の特に好きな、初期の長野作品のエッセンス(鉱石、天体、きっと存在しないであろうとても美味しそうな食べ物や飲み物、独特のルビの振り方)がふんだんに詰まっていて、たまらない…

ファンタジーさでいっぱいですが、裏には大人の苦味だったりとか恐ろしいものも隠されていたりして、そこも長野作品の好きなところです。長野作品の少年たちは大人を毛嫌いしている子が多くて、だけど自分がいつかそうなってしまうことを分かっているから焦りと儚さと今を楽しみたい思い切りの良さと、様々な感情が渦巻いていて、切なくて、かわいい。

文章がとにかく特徴的なので、合うか合わないかは人による気がします…。私はガッツリ思春期の頃に「出会って」しまったので、もはや原風景のような存在です。

 

・『世界の市場』松岡絵里著、吉田友和写真、国書刊行会

一冊だけ、文学ではない本を挙げるとしたらこれ…。会社の本棚にあって、とても気に入ったので自分でも買った。タイトル通り世界の市場についてたくさん紹介している本です。市場の網羅ぶりがすごい。

初めて海外旅行に行った時から欠かさず市場に行くくらいには市場が好きなんですが、この本を読むと市場の多種多様さというか…自分が見ていた市場というものは本当にごく一部のものだったんだなと感じる。「このようなもの専門の市場があるの!?」や「こんな売り方ある!?」などなど…。

この本のエピソードの中では、ジンバブエの市場の話が好きでよく覚えています。

 

 

とりあえず5冊…と思って選んだんですが、5冊目とても難儀した…。

乱歩の『孤島の鬼』、シャーロック・ホームズの『バスカヴィル家の犬』、宮沢賢治の『春と修羅』『銀河鉄道の夜』…あと人格形成に関わったであろうさくらももこのエッセイどれか…。どれも有名ですが大好きなので…。上にあげた本たちも、読んでいたのがかなり前のものが多くて結構うろ覚えです。元々本を読むのは嫌いじゃないけど「習慣」としては全く根付いてなくて、突然スイッチが入って読み出す感じです。

長野まゆみは本当に選ぶのが大変だったので(本棚の文庫本の半分が長野まゆみ)ほかだと『天体議会〈プラネット・ブルー〉』『賢治先生』『夏至南風』『上海少年(の中の表題作と『幕間』がかなりドラマチックで好き)』『宇宙百貨活劇〈ペンシル・ロケット・オペラ〉(の中のエッセイである『ことばのブリキ罐』で、長野先生がどうやって言葉を選んでるか、少年の名前の付け方など分かってすごく面白いです)』とか…凛一シリーズも勿論(?)好きなのでキリがない。初期作品ほとんど好きだし…。

 

最近は本は勧められて読むことが多いです。信頼できる人に勧められるとすぐ読んじゃう、し、ほとんどハズレがない(こういう言い方はよくないかもですが)のがすごい。

あとは言語関係の本を図書館でパラパラめくって面白そうなものを借りてきて読んだり…最近ハングルの成り立ちや昔の朝鮮語のことが知りたくて、おすすめの本があったら教えて欲しいです。

部屋とインテリア

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新しい家具が来た。

IKEAのNIKKEBYのチェスト…数年前から欲しいと言いつつ、部屋にこれ以上物を増やすのが嫌な気持ちから買えていなかったもの。

模様替えをしたら「いける…」の状態になり、ついに出迎えました。モスグリーンが可愛い。

愛おしい…

だいぶ前に買ったイケアの抽斗はものすごく雑に組み立てた結果ガッタガタになってしまったので細心の注意を払って組み立てた。なかなかうまくいったのではないでしょうか。

愛おしい…

 

部屋に物が増えるのは嫌だけどミニマルとまでは全然いかなくて、普通に色々置いてある。比較的少ない方だとは思う、とはいえ今の部屋はクローゼットがばかみたいに大きいので、その中に「全て」が詰め込んである。

見える部分にものは少ない方…だけど本棚というこの部屋の中で一番巨大な存在が全てをぶち壊している気はする。180cmある。ほとんどが漫画(2列収納)で、収まりきらない同人誌はクローゼットの中にこれまた置いてある本棚に締まってある。

この本棚さえなければ部屋のトンマナは保たれる…けど…この本棚を失うことは私の魂を捨てると同義だから…。

 

ニトリで買ったローテーブルは嫌いじゃなかったけど、部屋にオブジェクトが一定数以上存在する状態が突然無理になってしまって、衝動的に譲ってしまった。普通に一人で生活する分にはローテーブルがなくても困らないけど、来客時なんかにはお茶やお菓子を出すのに難儀するので適当な折りたたみテーブルを買った。これも普段は折りたたんで閉まってある。折りたたみテーブルでこれだ!というデザインのものを探すのは難しくて、毎日のようにBUYMA・LOWYA・楽天AmazonZOZOTOWNの永久レースを行ない目を痛める。(眼精疲労

こういうことがないように、一生大事にできる自信を持てるようなフェイバリットだけを勇気出して買うのが一番いいんだろう…安物買いの銭失いという言葉と長年共に生きて来たから生き方を買えたいと、2022年、無職……。しみじみと思う。

 

一度何かにハマるとそれに取り憑かれてしまうので、もうインテリアのことばかり考えている。instagramの検索タブのサジェストはもうほとんどがインテリア関連か羽生結弦になってしまった。こんなことばかりしてる場合ではない、原稿をやってください。

TSUNDOKU

は、エラ・サンダースの『翻訳できない世界のことば』に載っていた日本語のひとつ。「買ってきた本をほかのまだ読んでいない本といっしょに、読まずに積んでおくこと」。使い慣れたこの現代語が世界中の言葉たちと並んでいるさまは、なんだか不思議で面白い。日本(語)代表として襷が掛けられているイメージ。

 

 

最近読んだ(でいる)本

・『ヨーロッパ文化と日本文化』ルイス・フロイス著、岡田章雄訳

イエズス会の宣教師ルイス・フロイスが見て感じた16世紀の日本の文化についてただひたすら箇条書きされている(全て西欧と日本の対比形式で書いてある)本。短い箇条書きの中にもかなり意志を感じる。特に宗教についての章。あと「これは別に日本人がみんなそうなんじゃなくてたまたま見た人がそうしてただけでは」っぽいのがかなりあってそこも面白かった。

 

・『物語を忘れた外国語』黒田龍之助

前に読んだ黒田さんの本が面白かったので読んでみた。まだ途中

エッセイ集。

 

・『日本語と外国語』鈴木孝夫

図書館でなんとなく借りてまだ読み終えてない…かなり読みやすいのに…返却期限まであと4日…

鈴木孝夫さんの本はまだまだ読みたいものがある。

 

・『ムーン・パレス』ポール・オースター

長い本が苦手なのになぜ自分の本棚でいちばん分厚い本から読み始めたのか。でも4日ほどで読めた。瞬間瞬間で、人生でいちばん大切なことは分かっているはずなのに取りこぼしてしまうそんな主人公が嫌いになれない

感想を振り返ろうとNYに思いを馳せるとバナナフィッシュが邪魔をしてくる

 

・『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ富野由悠季

売り切れてた下巻がやっと手に入ったのでこないだ読んだ。

ネタバレはできない…できないが…ウゥ…

中と下が劇場化するときにもう一度読もうと思う。

 

 

積んでいるやつ(一部)

・『月と六ペンス』モーム

高校の頃にタイトルがおしゃれすぎて思わず買ったのに読まないまま大人になり、買い直した。

勝手にツルゲーネフの『初恋』みたいな感じの内容なんだろうか…と思っていてあらすじを聞いたところあまりの違いにびっくりした。けど俄然読みたくなった。

 

・『中国行きのスロウ・ボート村上春樹

タイトル買いした。どこまで読んだんだっけ…

 

・『偶然の音楽』ポール・オースター

タイトル買いした(あとオースターなので)

 

・『旅をする木星野道夫

何人に勧められたかわからない。

絶対読む!

 

・『遠野物語柳田國男

言語のこと調べてるとやはり世界史とか民族学とか文化人類学とか他の知識に波及していくので、知りたいなと思い…

最初は現代語訳版を読もうと思ったけどやっぱり原文で読みたくて、1ページ目で「元気な時に読も…」になった。そこまで古い文章じゃないんだけど…頭を使う…

 

・『食卓歓談集』プルタルコス

プルタルコスが友達とご飯食べながら楽しくおしゃべりする本(エッセイ集?)

最初プルタルコスが主人公の創作物なんだと思っていたらエッセイだったぽい。

となると世界史上の人間が急に人間らしさを増してくる。冒頭で止まってる…

 

・『そして生活はつづく』『よみがえる変態』星野源

源さんの歌も話も大好きなので本も読むか…とこないだ購入した。

お風呂とかで読もうと思う。

 

 

あと50冊くらい積ん読がある。死ぬまでに読み終えたい。

本棚にあったらかっこいいかも…(←ふざけるな)と思って高校生の頃買った三島由紀夫とかで溢れている。