脱稿

原稿が……終わった…終わったというか終わらせた……。

作画は計画通りに行っていたのに、データチェックに想定の3倍の時間が掛かるということを私は毎回学ばない。なぜ24時間も掛かったのか…1年ぶりくらいに徹夜した。

締め切りは正午で、さらにその日は北京五輪団体戦女子SPがあるので見たい選手の滑走時間の11:30までに入稿するつもりで、余裕…と構えていたら普通にデータチェック中に修正点が4万個くらい出てきて結局入稿できたのは11:57だった。

私は…学ばない………。

 

脱稿してもイベントまで色々と準備があるのでうかうかしていられないけど、男子SPも始まってしまったし、何より無事に刷り上がった本をこの目で見るまでは安心できなくてずっとナーバス。以前入稿で大失敗して全部刷り直したという地獄の思い出があるので、入稿前後は心がめちゃくちゃになってしまう…

いくつか前の入稿の時なんて、初めて使う印刷所だったので不安で仕方なくて、もしも大失敗していてももう一度刷り直して間に合わせられるように、イベント前の納期を2倍に見積もって入稿したりした。

印刷所さんからは「印刷難しい箇所が多いですね…」と連絡を頂いたが、無事に、無事に刷り上がりますように。

 

今日は男子SPを見たら、見ていただけなのにげっそりして気絶したように昼寝をした。

アカデミー賞ノミネート作品(さっき発表)について調べたり、フレンチ・ディスパッチを観たり、読みかけの本を読んだり、兄から借りた八甲田山観たり…描きたい絵もたくさんあるし、なんだか忙しいな。なんだかんだ、幸せかもしれない。